脳脊髄液減少症をメンタル面から考える
葛飾区ウィメンズパルにて
「脳脊髄液減少症をメンタル面から考える」
と題して、講演をさせて頂きました。
関係者方々、御参加頂いた方々に心より御礼申し上げます。
病やケガを治すには、治療のみでは不十分な事が多々あります。
「心・技・体」の三つが整わなくては、良いパフォーマンスが出せません。治療で体調が安定しても、メンタルの部分が不安定であると、回復しません。
今回、スポーツ心理学におけるメンタルトレーニング、そしてその意義を神経科学的に考察し、病やケガをされた方々の克服のための考え方を紹介しながら、述べさせて頂きました。
皆様の参考になれば幸いと存じます。
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高橋浩一 先生
そういう「精神的安定性」が確保されるためには、やはり、入院中の経済的、精神的なポジティブなバックアップが不可欠だと思います。
退院することばかり願っていたら、やはり「急いては、事を仕損じる」のだと思います。
私自身、半年間の入院生活中、公的・私的な保険に守られて、家族の理解も得られて、収入の心配なく過ごせたことは、精神的な安定に繋がり、その後(現在の)生活の積極的なモチベーションになっています。
脳脊髄液減少症にも、早くそのようなポジティブなシチュエーションが訪れることを願ってやみません。
F様
コメントありがとうございます。
治療に関わる経済的問題、全く無視する事ができません。その意味でも保険適用は重要と考えています。
メンタルケアとともに大切です!
高橋先生。メンタルサポートはとても大きいですね。私自身は、脳脊髄液減少症わかる前に、「うつ病」と言われていました。実際、鬱状態になってはいたのですが、精神科の先生が助けて支えてくださっていました。そして、脳脊髄液減少症らしいことがわかるとすぐに紹介状を書いてくださり、ブラッドパッチの治療を受けることができました。しかも「病気を見つけてあげられなくて、すみませんね」ともったいない言葉をくださいました。
脳脊髄液減少症で病院に来られる方は、精神的にもまいっておられる方が多いと思います。その患者さんたちをメンタルの面からサポートしてくださる存在もとても大きいと思います。痛みに耐えられたのも、ともに支えてくださるん先生がいてくださったからだと思います。そして、治してくださる先生も心が深く、患者に寄り添ってくださいます。そんな先生方がたくさんいらっしゃると、脳脊髄液減少症の理解も広がっていき、先生方の負担も少しは減ると思うのですが・・・そうでない先生もおおいですので、難しいですね(^_^;) 一患者として、助けていただいたものとして、伝えていくことで、御恩をお返ししたいと思います。
はなこ様
コメントありがとうございます。私の体調にまで、お気遣い賜り、恐縮します。
自分の事で失礼しますが、逆境やピンチをいかにチャンスに変えるか!いかに楽しめるか!がメンタルトレーニングの考えとして重要です。
その点を意識し、反対意見に対抗していくよう考えています。