仙台にて
- 2014.05.30
- 学会・講演・論文

第42回日本小児神経外科学会 仙台にて
2演題、無事に発表してきました。
懐疑的な質問、否定的なコメントをいつも覚悟しているのですが、
T大A先生から
「今まで数例の患者を紹介して、いつも治して頂きありがとうございます。我々が悩んでいる難知性の小児頭痛患者を、あっという間に治してもらうので、助かっています。」
という、何ともありがたいコメントを!
質問も
「日常臨床で脳脊髄液減少症を疑う症状や兆候は?」
「脳脊髄液減少症を疑った場合の検査での陽性率は?」
さらに
「以前、時間の経過により治療成績が低下してくるとの発表があったと思うのですが、発症から5年の期間で治療成績に差があったのか?」
と、以前の演題を踏まえた質問まで頂き、確実に脳脊髄液減少症の認知が進んでいると感じました。
ただ、まだまだ解決すべき問題もあり、認知度もまだまだです。
故郷、仙台の空気を久しぶりに吸い、充実した気持ちになっています!

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高橋浩一 先生
学会のご発表お疲れさまでした。
>「日常臨床で脳脊髄液減少症を疑う症状や兆候は?」
この観点は、Drのみならず、患者側にこそ必要な見識だと、実は思っています。
なぜかというと、懐疑的・否定的な意見が多い現在、患者さまやご家族が「これは、脳脊髄液減少症かもしれない。」と気付くことからしか、的確な治療が始まらないという現実があるからです。
そして、経年変化が治療の成績に影響するとすれば、「患者自身の脳脊髄液減少症への気づき」が、完治に向けてはとても大事であることは明らかです。
もし、患者側に「……な症状があったら、脳脊髄液減少症と疑うべき。」というような常識?があれば、いくら懐疑的・否定的なDrが多くても、そこはスルーできるわけですから、むだなDrショッピングもずいぶん減るだろうに…と思います。
そういう意味で、高橋先生の学会でのご発表やご講演などの力は大きいと思います。
今後とも、よろしくご指導ください。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
最近は、病院からや、学校の先生、知人からの紹介が増えてきています。
もう少しすれば、様々な事が常識になってくれるのではと期待しています!