第41回 小児神経外科学会
- 2013.06.11
- 学会・講演・論文
第41回 小児神経外科学会
6月7日から9日までの3日間、大阪で開催されました。今回、
一般口演
「小児期に発症した脳脊髄液減少症87例の検討 -治療予後と問題点―」
シンポジウム
「外傷により発症した学童期脳脊髄液減少症 -32例における臨床検討―」
の2演題を発表させて頂く機会を頂きました。
学会では、
「小児科医の認知度は?」
「起立性調節障害と診断されている児童で、どの程度、脳脊髄液減少症の患児がいるのか?」
「脳脊髄液減少症の子どもの頭痛の特徴は?」
「診断基準に関して」
「どの地域からの患児が多いのか?」
など、多くの質問を頂きました。
有意義な学会であったと感じています。
少しでも脳脊髄液減少症の認知度が高まれば幸いと思います。
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高橋浩一 先生
学会、お疲れ様でした。
3つ続けてブログを読ませていただき、心より「医学」とは「統計」をベースにしている事を感じました。
目的→対象と方法→結果→考案→結論にいたるのに、どの位お時間をかけてらっしゃるのか、無知の私には推し量れませんが、
先生のご研究の成果が、多くの医師に伝わり、脳脊髄液減少症の認知度が高まることを願ってやみません。
この統計の数字が、少しでも良い方向になっていき、難治性の患者さんが、減るということは、大変なことなのですね。
大変、ご多忙な毎日と思います。どうぞ、お体をお大事になさって下さい。
Melody様
コメントありがとうございます。
学会では、症例を提示する事で、脳脊髄液減少症に悩んできた方々の「心」の部分にも少し触れさせて頂きました。
本当に認知度が高まる事を望みます!