横浜市学校保健会総会
- 2013.06.18
- 学会・講演・論文

先日、横浜市学校保健会総会にて
「脳脊髄液減少症という病気 -特に学童期発症症例-」
のタイトルで講演させて頂きました。
関係者方々、雨の中御参加頂いた方々に心より御礼申し上げます。
講演では、昨年の神奈川県学校保健学会
で、「学校内で生じた頚部のケガの後、頭痛などの体調不良が続いて、人が変わったようになった生徒がいます。どうしたらよいか路頭に迷っていたので、講演を聴けて本当にありがたいです。」
という就学不能になった男子生徒について、脳脊髄液減少症の診断で治療し、現在は学校生活をエンジョイしているという報告もさせて頂きました。
また、「なぜ、点滴が効果をしめすのか?」など、多くの御質問も頂きました。
脳脊髄液減少症かもしれない子がいるというコメントも、いくつか頂きました。
それから学校医の先生からは、「鉄欠乏でも、似たような症状を呈する事がある。」という貴重な意見も賜りました。
今まで、脳脊髄液減少症という疾患を知らなかったという声もあったので、非常に良い機会であったと思います。
ありがとうございました!
高橋浩一 先生
横浜市に公立の学校がいくつあるかご存知ですか?
小・中・高・大・特別支援学校あわせて、500校を越えるのです。
そのような大都市で「脳脊髄液減少症」についてご講演なさった意義は大きいです。
政令市の行政は、都道府県とは全く別予算で行われるので、情報などが、かえって都道府県より遅れてしまうことも、往々にしてあります。
高橋先生には、今まで各県でご講演いただいていますが、どうか、これからも、政令市もお忘れなきよう、お願い いたします 。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
横浜市には学校が多いとは思っていましたが、500校以上とまでは存じませんでした。
改めて貴重な機会を頂き、感謝の想いを強めています。