埼玉県東部高等学校保健会
- 2012.11.20
- 学会・講演・論文

埼玉県東部地区の高等学校、特別支援学校の養護教諭を対象とした埼玉県東部高等学校保健会にて
「小児期発症の脳脊髄液減少症 -脳神経外科的視点から-」
と題して講演させて頂きました。
関係者方々に心より御礼申し上げます。
御参加頂いた先生方には非常に熱心に講演を聴いて頂き、また、貴重な質問も賜り、非常に有意義と感じました。
最近、山王病院を受診する学童期発症の脳脊髄液減少症症例が増えています。
原因として、今までは精神疾患や起立性調節障害、なまけ病などと診断されていた方々のうち、脳脊髄液減少症を疑って当院を受診される方々が増えてきた事があげられると思います。
これも認知度上昇が大きく関与していると感じています。
一般の方々、保護者が脳脊髄液減少症についての知識を得る事が重要ですが、本症に関する情報を医学の世界から提供するのには限界があります。
そのために、学校から情報を提供頂く事が効果的と考えており、このような貴重な機会は、ありがたい限りです。
さらに脳脊髄液減少症に対する認知度が向上する事を望みます。
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御礼 / Alldays 2012.11.20
高橋浩一 先生
学校からも情報を発信するようにします。
その際、県や市の保健関係の部署や教育委員会などですでに本症を取り上げていただいていることが、保護者の皆様には、 大きな説得力になります。
あきちゃんで~す様
早速のコメント、ありがとうございます。
あきちゃんで~す先生には、非常な御尽力を賜り、御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。