脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

鎌ヶ谷にて

鎌ヶ谷にて

先日、鎌ヶ谷市にて 健康セミナー in かまがや 「脳脊髄液減少症を理解しよう 特に小児症例について」 と題して、講演させて頂きました。

脳脊髄液減少症患者支援の会・子ども支援チームをはじめ、関係者方々に心より御礼申し上げます。

また今回、270名もの方々に参加頂きました。

脳脊髄液減少症の少女が主人公の漫画「なまけ病と言われて」の作者、三谷美佐子先生

脳脊髄液減少症を患われた友人を持ち、本症認知に協力頂いている歌手、横洲かおるさん

http://hwm3.spaaqs.ne.jp/kaoru-y0304/

本ブログのスーパー・コメンテーター、あきちゃんで~す様

も御参加頂きました。

皆様に重ねて感謝申し上げます。

鎌ヶ谷といえば、ファイターズタウンのある、私にとっては馴染みの場所です。

この鎌ヶ谷の地で、このような機会を頂き、とても光栄に感じています。

本セミナーでは、脳脊髄液減少症体験発表や、脳脊髄液減少症患者支援の会・子ども支援チームの鈴木裕子代表から「子どもの脳脊髄液減少症の現状について」がありました。

体験発表では、現在、高校生の女子が

「脳脊髄液減少症回復には周囲の認知と協力が不可欠で、これがなければ完治状態には至らなかったと思う。」

と述べられました。

病気で体調不良の時、理解が得られるか否かで、本人の気持ちが大きく変わります。理解してもらうだけで、闘病状態が楽になる事もあり、この意味でも認知を広める事が重要です。

また質疑応答では、たくさんの御質問を賜り、時間がなくなる程でした。

さらに診察の場では、なかなか聴けない悩みなどを伺い、今後の診療などに生かすべき問題も出てきました。

まだまだ通過点ですが、こういった活動を通して、さらに、さらに確実に前進していくよう頑張ります。