脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

千葉市にて

千葉市にて

先日、千葉市教育研究会教育相談部会主催で

「医師から見た脳神経外科疾患児童生徒に対する教育的支援」

と題して、講演させて頂きました。

関係者の方々、御参加頂いた方々に熱く御礼申し上げます。

また、私のブログに最多のコメントを賜っている「あきちゃんで~す」様、このような機会を頂き、ありがたく思います。

それから脳脊髄液減少症全国ネットワーク架け橋の方々にも御協力頂きました。

特に、おせつ様には、患者家族として悩まれてきた経験を熱く語って頂き、多くの方々に脳脊髄液減少症について訴える事ができたと思います。名スピーチでした!

本当に皆様、ありがとうございました。

本講演会に先立ち、校長先生から、

「校内暴力が増加していて、最近の生徒はメンタルのコントロールがつけにくくなっているのではないか!?」と、嘆かれていました。

世の中には、脳脊髄液減少症、水頭症、二分脊椎、脳腫瘍、顔面奇形などを患い、必死で生きている子ども達がいます。

健康の時には、なかなか健康である「ありがたさ」が、当り前で理解しにくいものです。

しかし、病気と共に生きている子ども達がいる事を理解し、健康である事に感謝するよう、意識を転換できれば幸いと思います。

脳脊髄液減少症の理解を求めると同時に、上記のような事を考えながら話させて頂きました。