習志野市
- 2010.08.06
- 学会・講演・論文
千葉県習志野市にて、脳脊髄液減少症について講演させて頂きました。関係者各位、そして御参加頂きました方々に御礼申し上げます。
講演では、いくつもの質問を頂きました。
Q: 複学に伴い悪化しないよう、どのような点に注意したらよいか?
A: 子どもたちが体調不良を訴えた時に休息や水分補給をしやすくする事が重要です。症状は顔に出にくいので、表情だけでは、判断しない方が良いと思います。病状が安定するまでは、場合により特別扱いも必要でしょう。
Q: どのような状況で、専門医受診をすすめるべきか?
A: 頭痛などの症状で学業や日常生活に支障をきたし、諸検査で異常を認めず、治療が限界に達しているような場合は、脳脊髄液減少症を考慮してよいと思います。
その他、いくつもの御質問、御意見を賜りました。益々、脳脊髄液減少症の認知が進む事を期待します。
高橋浩一 先生
御講演お疲れ様でした。
夷隅?・市川・八千代・習志野と千葉県の教育関係者を対象とする会が続いていますね。
県内の教育界の本症に対する認知も、確実に進んでいると思います。
事実、習志野市教委のHPにも本症のことについて、かなり以前から記述されています。
http://www.city.narashino.chiba.jp/kyoiku/oshirase/nousekizuieki/index.html
そのような動きが、他の市や県にもどんどん広がったらいいのに…と思っています。
そして、Q&Aの掲載ありがとうございます。
病態や原因について知ることも大切ですが、学校現場では、「どのような支援が出来るか?」が一番問題になると思います。
実際の支援にFAQは、とても役立ちます。
もっもともっと知らなければいけないと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
教育関係の方々の認知が進む事は重要と思います。このような機会を頂き、本当にありがたいです。