脳上昇ポジション
- 2010.02.24
- 学会・講演・論文
先日の第8回 脳脊髄液減少症研究会
日向市立東郷病院の山口 良兼先生は、脳下垂に対する対策にも言及されました。
脳脊髄液減少症に限らず、姿勢を正す事は、健康のため重要です。
以前、ある整形外科の医師からストレートネックを正す方法として、
「首の下にタオルを丸めたものを置いて、首から腰まで真直ぐになるように寝ると良い!」
と、教わった事がありますが、脳上昇ポジションも、似た部分があると思います。
私も取り入れています。
タオルを首の下に入れた姿勢で寝て、全身を脱力させると、両手が暖かくなる感じがしてきて、肩こりが軽減している様に感じています。
体に負担の無い範囲で試されて良い方法と思います。
高橋先生
いつも貴重な情報、ありがとうございます。
私もストレートネックで、首の痛みや肩こりはそのせいではないかと、この病気と分かるまで整形外科で言われていました(だから治療のしようがありません、という意味だったようです^^;)。
私の周辺でこの病気になっている人も、やはりストレートネック(もしくはその気味がある)がおおいかなと思いまが、診察されている感じではどうでしょうか。
やまむろ様
コメントありがとうございます。
ストレートネックは、脳脊髄液減少症の有無にかかわらず、結構頻度が高い頚椎の変形です。
原因は、姿勢の影響が多いと思います。
頚椎の変形が強くなると、手足の運動、感覚の異常につながりますので、姿勢を正す事が大切と思います。
高橋先生
やまむろです。ご教示ありがとうございました。
肩こりが治らない理由のひとつが姿勢かもしれないので、気をつけてみようと思います。自分の姿勢を自分でどうチェックするかがポイントになりそうです。
やまむろ様
コメントありがとうございます。
私自身、姿勢があまり良くなく、肩こりもあるのですが、肩こり体操と、首の下にタオルを入れて寝る事を心がけるようにしてからは、少し良い感じがしています。
自分の姿勢をどうチェックするか・・・私は胸を張って、少し上を見た姿勢を心がけていますが、気がつくと猫背になっている事があります。
先日二回目のブラッドパッチをしました。やった直後は血流が良くなり手足が温かくなりました。朝痛かった首も嘘のようになくなりました。私は、髄液が漏れていることもありますが、頚椎ヘルニアや変形症があります。整形では手術する必要がないといわれ薬を飲んでいますがなかなか治らずカイロで見てもらうと歪んでいるといわれました。高橋先生からも首の下にタオルをおいて寝るよう言われました。ストレートネックの人は、タオルを置いて寝ても頭がつかないことが多いようです。毎日少しずつでも置いて寝て首に曲がりが出るかはわかりませんが、楽になればと願っています。
おかやん様
コメントありがとうございます。
そうですね!髄液漏出の治療に加え、頚椎の変形を進行させないようにする事が大切と思います。
おかやん様の益々の御回復をお祈り申し上げます。
こんにちは。脳下垂の対策方法はずいぶんと前から
山口先生は おっしゃっていらっしゃいました。今も調子が良い時は、下腹部に圧をかけるように、家族に押してもらったり
ある程度の重さの本などを乗せて体操をしております。
あと私が教わったのは、プールで背泳(ただし、足だけ動か
す)でのんびり泳ぐ事など・・・・。
腹筋がほとんどない私にとって鍛える事は大変ですが
地道に続けております。
下腹部に圧をかけると頭の中が軽くなります。
もちろん、崩れて寝込む事もありますが
この病気になり、忍耐強く(笑)なりました。
あと、これは自分で考えてしていることですが
首が辛い時は、頚椎カラーにタオルを巻いて装着したり
下腹部の体操として側臥位でヨガボールを足先ではさみ
足を上げる運動をしたりしています。
自分で、工夫して過ごすことも大切だなぁ・・とこの頃感じます。
てち様
コメントありがとうございます。
脳脊髄液減少症治療の先駆者の一人である山口先生の御指摘は、私にとっても、非常に参考になります。
ブラッドパッチのみでなく、自分に合う事、できる事をして体力などつけていくことも重要でしょう。
てち様の益々の御回復をお祈り申し上げます。
2回目のコメントです。
BPをしてから5ヶ月経ちます。
直後は、症状が軽減しましたが、その後再び頭痛や微熱が起こり、今も相変わらず残っています。
今日は、腕から指先まで、痺れると言ってます。
もう1度、BPを受けたいと思いますが、以前の病院では医師に『一回で治る』と言われたのが、頭に残り、麻酔科の先生でもあるので、少し不安があります。
RI脳槽シンチグラムというのは、受けた事がなく、造影剤のMRIで、余り顕著でない洩れの箇所を想定し、BPをして頂きました。
原因が、硬膜外へのブロック注射なので、場所に狙いをつけたと言うコトになると思います。
シンチと造影剤MRの違いを教えてください。
出来れば、先生のところか、熱海の篠永先生に、診て頂きたいんですが、本人の現状で、そんなに遠くには行けそうになく、困っています。
よろしくお願いします。
春風あ~ちゃん様
コメントありがとうございます。
硬膜外注射や腰椎穿刺後に発症した脳脊髄液減少症は、単純でない事があります。脳脊髄液減少症治療経験豊富な先生へ相談される事も一つの方法と思います。
脳脊髄液減少症診療にあたり、造影MRIは、一般にびまん性硬膜肥厚など、脳の形態を見ます。これに対し、RI脳槽シンチは髄液循環を観察し、髄液の漏れなどを見る検査です。
小脳上昇から更に回復…
小脳がふわっと上がってカラダが楽になり、動けるようになった分ふらつき度はアップ、両腕の冷えがきつくて、(水分代謝は良好なので)脳の位置が変わったことによる脳の血流障害ではないかと思い徒歩10分の漢方薬局に相談に行きました。
「脳が萎縮しているかもしれないですね、喉は痛くないですか、発汗はありませんか?」と質問されて、喉が痛くて発汗はないと答え、「では脳溢血の方にお出しすることが多い薬が良いでしょう」と新しい煎じ薬を処方してもらいました。
服用を続けた所、
ムクムクと膨らんできた部分は順に→喉、頬の内側、下顎、大胸筋(バストもちょこっと)。
温かくなった部分は目から顔全体。
赤味が引いたのは喉と顔色。
私の言葉で表現すると、大脳に圧縮された小脳が在るべき場所に戻り、本来の形を取り戻した感覚です。
その経過はかなりしんどくて冬眠に近いものです。
これでふらつきが解決に向かうと思います。
眼精疲労が楽になり、嬉しいです。
ブラッドパッチを受けたことでここまで回復しました。私のカラダと人生を再生していただき、研究会の先生がたに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
はな様
コメントありがとうございます。
ブラッドパッチに加え、漢方などが効果的で良かったと思います。
また御自身の感覚を敏感にチェックする事も大切と思います。
私は、腰椎穿刺で脳脊髄減少症になりました。ブラッドパッチ後の脳槽シンチで漏れがないか検査して欲しいと思っています。自覚症状だけでは、安心できない自分がいます。なぜなら私は、腰椎穿刺後激しい頭痛、治ったと思ったらめまいに襲われ、二週間点滴を24時間やりました。”めまいは、脳脊髄減少症ではない。船酔いと同じだから起き上がらないとだめ”と言われ続けました。ひどい症状がなくなったころ”脳脊髄液減少症かもしれない。事故の時からあったかもしれない。”といわれ治ったころに不信感でいっぱいでした。激しい頭痛はなくなり、それよりも首の痛み、身体のバランスが悪い、ふらついてうまく歩けない方が気になっていました。そういう状態でも退院をさせられ、仕事は無理だと言われ、診断書には脳脊髄減少症疑いと書かれ、疑いを晴らしていかないと仕事復帰ができないと思い山王病院に診てもらうことになりました。漏れていないと思っていたので、漏れているとわかった時はショックでした。激しい頭痛でなくても、漏れは塞がれていなかった。MRIでわからなくても脳槽シンチの方がわかりやすいようなので、希望したいと思っているのですが、あまり穿刺しない方が良いのでしょうか?
おかやん様
コメントありがとうございます。
腰椎穿刺後などに発症する脳脊髄液減少症は、一つのカテゴリーとして考慮すべき重要な問題を含んでいます。この方面にも、病態をより解明すべきと考えています。
それから、RI脳槽シンチなど腰椎穿刺を伴う検査は必要最小限にすべきと思います。
また、相談させて下さい。