脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

市川でのセミナー アンケート

市川でのセミナー アンケート

先日の「健康セミナー in 市川」のアンケート結果を頂きました。

http://www.kodomo-cfh-support.net/

様々な感想、御意見を賜り、改めて関係者各位、参加頂いた方々、支援頂いている方々に感謝致します。

質問も頂いていますので、私の意見として回答させて頂きます。

質問:発症後の治療が主で防止方法は何か難しいのですか?

回答:私個人としては、脳脊髄液減少症の存在により、運動や遊び、音楽、趣味などの活動に萎縮が及ぶ事を危惧します。

運動、遊び、音楽などを行っている限り、怪我は付き物です。 

防止方法は、難しいと思います。ラグビーなどのハードで、怪我の多いスポーツに脳脊髄液減少症の方が多いかというと、そうでもありません。

日常、予期せぬ場面、場面で生じ得るのが脳脊髄液減少症です。

発症早期に、安静+水分補給で治る方もいますので、本症に対する知識、理解が重要と考えています。

質問:治療の症例が多くあるのに、何故この治療法ブラッドパッチが認められないのでしょうか。

回答:脳脊髄減少症は歴史が浅く、診断、治療に関して混乱も存在しています。現在、厚生労働省に脳脊髄液減少症研究班があり、診断、治療の確立に向けて動いています。

一日でも早い、保険適応を祈っております。

また、以下のような希望を持てた、嬉しく感じたなどの御意見も頂きました。

現在15歳の息子が症状がひどく、学校休んだりしている状態で、本人は死にたいと・・・今日このセミナーを聞いて目の前が明るくなりました。

脳脊髄液減少症の闘病中は、辛さが前面にでるので、気持ちも落ち込むのは当然でしょう。

加えて理解され難い、学校、職場に行きたくとも行けないなど・・・

しかし、脳脊髄液減少症は治る可能性のある病気です。

皆で力を合わせてハッピーになれる様、私自身も頑張って行きたいという想いを強めております。