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- 2020.10.20
- 学会・講演・論文
日本脳神経外科学会第79回学術集会
WEBでの参加となりましたが、
「慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群の画像所見と予後 ―205例における病態解析―」
について報告してきました。
抄録は、
です。
ポイントは、慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群は、適切な治療方針により予後が良好です。
診断には頭部および脊髄MRIが有用です。
しかし、以前として精神病など、適切に診断されない症例が散見されます。
先日も、他院にて、「髄液異常は100%ありえない。」と判断されながら、結局、 慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群 であったケースもありました。
慢性硬膜下血腫合併症例は、早急な治療を要する場合がありますので、認知度向上を望んでおります。
「特発性低髄液圧症候群」と診断されている症例では、早期に治療しないと慢性硬膜下血腫を合併し、時に生命を脅かす状態となる場合があるため、早期の受診を考慮させて頂きます。
是非、山王病院の医療連携係に問い合わせ下さい。
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