脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

いざ、京都へ!

いざ、京都へ!

第5回日本スティミュレーションセラピー学会 学術大会 in 京都

https://kyotoohara.jp/JSTS2023/

「硬膜外加圧療法の治療効果に関する考察」

の演題が採用されました。

硬膜外加圧療法とは、硬膜の外側の圧力を上げることで、髄液圧と硬膜外の圧格差を減少させ、髄液吸収量を減ずることで効果が期待できると考えられています。

しかし、頭痛のみならず、高次機能障害、不随意運動、視覚異常、聴覚障害、味覚障害、運動障害など改善の機序に関しては不明です。

なぜ硬膜外加圧療法が有効か?基礎医学的知見、特に大分大学、三浦真弘先生との研究結果をふまえて考えていきたいと思います。三浦先生に共同演者をお願いしています。

脳脊髄液の産生と吸収メカニズム │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)