脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

京都にて

京都にて

第5回日本スティミュレーションセラピー学会 学術大会 in 京都

いざ、京都へ! │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)              

「硬膜外加圧療法の治療効果に関する考察」

の演題で発表させて頂きました。

リハビリテーション科主体の学会でしたが、多くの方々に興味を持って頂けたと思います。

硬膜外加圧療法には、ブラッドパッチや硬膜外生理食塩水注入、さらに近年、硬膜外気体注入療法といった治療法あり、様々な病態に有効です。

最近では、コロナ感染後遺症、コロナワクチン後遺症が世界的に問題になっており、多くの研究が行われています。しかし、現状では有効な治療法は無いとされています。

症例は、まだまだ少ないですが、硬膜外加圧療法にて改善した症例は間違いなく存在しています。

コロナ後遺症 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

コロナワクチン後の学童期脳脊髄液漏出症 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

特別講演にて高木清先生も、コロナ感染後遺症、コロナワクチン後遺症共に硬膜外加圧療法が有効と述べられていました。

座長の厚地先生がコロナ感染後遺症、コロナワクチン後遺症のような症例に対して、

「寄り添う側につくのか、切り捨てる側につくのか?」

の言葉が響きました。

発表演題の抄録は

硬膜外加圧療法の治療効果に関する考察 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

です。