脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

頭痛学会

頭痛学会

先日開催された第51回日本頭痛学会総会

第51回日本頭痛学会総会 (umin.jp)

シンポジウム5 「頭痛と脳脊髄液漏出症」にて「脳脊髄液漏出症の病態と治療」

の演題で発表してきました。

福島県立医科大学の橋本康弘名誉教授、済生会熊本病院 脳卒中センターの橋本 洋一郎先生、埼玉医科大学 放射線科の大澤 威一郎先生のご発表もあり、非常に充実したシンポジウムであったと思います。

懐疑的な意見や質問に対しても、納得頂ける意見を伝えることができ、有意義であったと感じています。

シンポジウム5 「頭痛と脳脊髄液漏出症」

座長:中川 紀充(明舞中央病院脳神経外科)、鈴木 倫保(間中病院/山口大学大学院医学研究科)

シンポジスト

橋本 洋一郎(済生会熊本病院 脳卒中センター)

「頭痛診療ガイドラインにおける脳脊髄液減少症の位置づけ」

大澤 威一郎(埼玉医科大学 放射線科)

「脳脊髄液漏出症のMRI -頭痛から漏出を導く診断テクニック―」

橋本 康弘(福島県立医科大学)

「脳脊髄液の産生変化のマーカーとしての脳型トランスフェリン」

高橋 浩一(山王病院 脳神経外科)

「脳脊髄液漏出症の病態と治療」

今後は、本年最後の学会発表

the 4th Congress of Asian-Australasian Society for Pediatric Neurosurgery (AASPN) 2023

AASPN 2023 (narunia.co.jp)

Invited lecture: Neurofluid: a new concept of the CNS fluid dynamics:

‘Neurofluid (clinical): pediatric posttraumatic low ICP syndrome’

https://www.narunia.co.jp/aaspn2023/pdf/program.pdf

大分大学の三浦真弘先生と一緒のセッションが待っています。

多忙が続きましたが、あと一踏ん張り頑張ってきます。

本発表演題の抄録は

脳脊髄液漏出症の病態と治療 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)