脳脊髄液減少症と起立性調節障害
- 2024.09.03
- 学会・講演・論文
Brain and Development Case Reportsに以下の論文が採用されました。
Yuko Ohashi, Tatsuo Fuchigami, Koichi Takahashi. Two cases of cerebrospinal fluid hypovolemia that had been interpreted as orthostatic dysregulation
Brain and Development Case Reports 2 100031, 2024
ブラッドパッチが有効であった症例を提示し、起立性調節障害と診断されていても、治療効果が乏しい症例では、脳脊髄液減少症を考慮すべきと述べています。
一方、診断に関しては、過剰診断にならないよう配慮が必要との指摘があります。今後の大きな課題と考えています。
このような論文掲載の積み重ねが、脳脊髄液減少症診断、治療成績向上に繋がると信じております。
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