正常圧水頭症
- 2025.02.18
- 学会・講演・論文

先日開催された第26回日本正常圧水頭症学会学術集会
https://square.umin.ac.jp/nph2025/
水頭症は、頭蓋内の髄液がたまりすぎる病気で、昔からその存在は知られています。
髄液がたまれば、脳圧が高くなると考えられていましたが、正常頭蓋内圧でも水頭症病態を呈することがあると発表されたのは、60年程前です。
シャントシステムの開発が進み、治療法や診断法が進歩していますが、まだ、正常圧水頭症に生じる歩行障害のメカニズムなど完全に解明されていない問題が残されています。
それでもデジタル脳やAIなどの技術を導入しての診断技術や病態解明が進んでおり、非常に勉強になりました。
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