機能性難聴
- 2025.04.08
- 学会・講演・論文

脳脊髄液漏出症学会2025
https://www.narunia.co.jp/csfl2025/
機能性難聴の報告がありました。
機能性難聴とは、抹消および中枢の聴覚路に器質的異常を認めないが、聴力検査で異常を来す病態です。
年齢は学童期から中年に多く、脳脊髄液漏出症を伴っている場合は、ブラッドパッチなどの治療が有効な症例が存在します。
鈴木晋介先生は、機能性難聴は不登校の原因にもつながるため、髄液漏出症例は、早期に治療対応するのが最善と述べられています。
以前に、立位で悪化し、臥位で軽減する、起立性難聴症例も経験しています。
聴力障害が持続するものの原因が明らかでない場合は、脳脊髄液漏出症の関与を調べて見て良いかと思いました。
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