脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

多すぎても、少なすぎてもダメ

多すぎても、少なすぎてもダメ

鹿児島で行われた第10回日本脳神経外科認知症学会学術総会

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsndkg2026

学会のメインテーマは「髄液動態 × 自律神経失調症 × 認知症」でした。

脳脊髄液は多すぎても、少なすぎても認知障害を生じます。

脳脊髄液が多すぎて生じる認知症の代表は、水頭症です。

一方、脳脊髄液が少ない脳脊髄液漏出症でも、認知障害を生じる場合が稀にあります。

認知症予防 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一

進行すると認知症を生じるへモジデリン沈着症も、髄液の異常で生じることが分かってきています。

脳表ヘモジデリン沈着症 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一

近年の医療細分化により、水頭症診療の専門医は多いけれど、本学会の厚地会長は、水頭症のみでなく、髄液減少状態や自律神経異常など幅広く診療していくことが大切なのではと力説していました。

その通りだと、気持ちを引き締めて頂いた想いでした。