スポーツの力
- 2016.04.12
- スポーツ
水泳リオオリンピック予選 感動のレースが続きました。
勝者の泳ぎは、もちろん、感動的ですが、勝てなくても頑張った選手からも感動を頂きます。
北島康介選手、お疲れ様でした。
一方、バドミントンの残念な話題
自分を育てて頂いたバドミントンを通しての、このような話題は、とてもつらいものがあります。
田児選手も、桃田選手も、実際のプレーを生観戦し、彼らの強さに感動を頂いてきたので、なおさらです。
また田児選手は、バドミントンのメジャー化への尽力など、好青年としての一面も見てきました。
違法カジノを肯定する気は全くありませんが、マスコミにさらしもののように取り上げられるのは、とても彼らにとって酷と感じます。
私は次元は違いますが、中学3年生の8月、バドミントンの関東大会出場を決めていました。
しかし、ちょっと練習をさぼって、同級生とフリスビーをして遊んでいた所を顧問に見つかって、もの凄く怒られ、関東大会出場辞退の一歩手前まで行きました。
結局、顧問に謝りまくって関東大会出場させて頂きました。
今思い出してみても、15歳当時の自分には、「東京都の代表」として選ばれたという意識が乏しかったです。所詮、子どもでした。
他にも学生時代は先輩から良い事も悪い事も教わりました。また正直、後輩に良い事も悪い事も教えました。
悪いことに対しては、しっかりと謝まって、反省して・・・ただ次に挽回する機会があれば、汚名返上できます。
私は高校や大学でもバドミントンをする機会を与えて頂き、悪い事をしても挽回していくという積み重ねで成長してきたと感じています。
悪い事は確かに悪いですが、20代の可能性を秘めた彼らに、将来、もう一度活躍できるチャンスを与えて頂けたらと切に感じています。
高橋浩一 先生
私は、スポーツ選手にはその道で、音楽家にもその道で、一流になっていただくことを期待していて、別に、聖人君子 やオールラウンダーな社会人になってほしいわけではありません。
しかし、違法行為、とくに悪意の(知っていてという意味)触法行為は、弁解の余地がありません。
そういう意味で、今回の事件は、日常の行動でも子どもたちの模範であって欲しかったです。
起訴されたら、きちんと刑事裁判を経て、そのあと復帰してほしいです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
いろいろと取り上げられていますが、きちんとした形で復帰、活躍頂けると、違った点から模範となり得るかと思います。
高橋浩一 先生
日本語には、警察「沙汰」、裁判「沙汰」という言葉があり、そもそも、そっち方面に関わりを持つこと自体、忌避される風習?があります。
「罪」の文化ではなく、「恥」の文化なのです。
だから、恥ずかしくないように生活することは大切だし、お互い、そう心がけることで、国全体も伸びてきたのだと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
この問題、スポーツ心理学的にも対応法が思い浮かばずです。今後の日本バドミントン界の発展を期待します。
高橋浩一 先生
もちろん協会などの組織的な対応は大切ですが、
もっともベースになるべき部分は、個人個人の倫理観だと思うのです。
それを育てるスポーツ心理学であってほしいです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
そういうことですよね・・・。
自主性、倫理観、簡単そうで、難しい問題です。