江戸時代を見ている気になる大相撲
- 2014.07.27
- スポーツ
最近、大相撲が盛り上がりを見せて、この名古屋場所でも満員御礼が続きました。
- 偉大で負けない白鵬と、追いかける力士達が強くなり、差が縮まってきた
- 遠藤といった若手人気力士の台頭
などが原因かと思います。
私もこの名古屋場所、特に千秋楽は手に汗握り、テレビ観戦していました。
一時は、八百長問題などで低迷した大相撲ですが、その起源は、神話の時代にまでさかのぼる日本の伝統文化です。
http://www.sumo.or.jp/sumo_museum/history
興行としての相撲が組織化されたのは、江戸時代のはじめと言われています。
横綱、幕内力士の土俵入りや、行司の格好(特に番付によって服装が変わる)、呼出の呼び上げ などを見ていると、江戸時代を直接、覗いているような気分になってきます。
子どもの頃には感じることのできなかった感覚です。
この名古屋場所は、応援している若の里関が勝ち越すことができずに残念でしたが、来場所以降の活躍、そして、益々の大相撲の発展を応援させて頂きます。
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高橋浩一 先生
行司の烏帽子(えぼし)は、室町時代の装束の名残ですね。
服装も、十両を境に生地まで違います。「麻(冬は絹):通年木綿」です。
白足袋を履くか履かないかも十両の取り組みで分かれますます。(草履も)
あと、ちょっと目立ちませんが、三役格以上は印籠、式守伊之助と木村庄之助(立行司)は短刀を持っています。
あ、もう一つ。十両を境に、会場の照明の明るさも違います。
以前、大学相撲を見せていただいたときに、会場が暗いので、質問して知りました。
つまり、十両(関取)をさばく行司には、それだけ品格も要求されるのだと思います。
遠藤関が、たった☆一つですが勝ち越して、本人も笑顔でしたが、私もうれしかったです。将来の日本相撲協会を背負って立つ人材ですから。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
行司の服装は、身分制度の影響が強いのでしょうか!?
髷、烏帽子、何百年前の状態のまま、現在も興行されているのは凄いです!