脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

厳しい勝負の世界

厳しい勝負の世界

大相撲大阪場所 鶴竜優勝おめでとうございます。

勝負の世界が厳しいのは、当たり前ですが、幕下、三段目の優勝者の戦歴を見て、別の視点から厳しさを感じました。

幕下優勝は、元小結の栃の心

http://sumodb.sumogames.de/Rikishi.aspx?r=6599&l=j

三段目優勝は、元十両の千代嵐

http://sumodb.sumogames.de/Rikishi.aspx?r=7109&l=j

ともに膝のケガで手術を受け、三場所、丸々休場しています。

通常、膝の靭帯損傷で手術をした場合、リハビリも含めて最低6ヶ月はかかると言われています。

大相撲は、2ヶ月に一度開催されますから、しっかりと膝を治そうと考えたら、三場所休場を考慮しないといけないでしょう。

その結果、番付が急降下します。

若い力士は、番付を落としてでも、しっかりケガを治して、将来につなげるというのも大切と思います。

しかし、いわゆるベテラン力士には、時間的に余裕がもてない力士もいます。

そのため、そういった力士は、各場所後に姑息的な治療を受けて、次の場所に備えています。

以前は、医師の診断書一つで、公傷が認定されたそうですが、そういった事の多発、乱用が起きて、今では対応されていないそうです。

体が大事だけれど、勝負に挑まなければいけない!

非常に厳しい世界です。

そんな中、栃の心、千代嵐の頑張りは、素晴らしい!益々の御活躍を応援させて頂きます。