脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ソチを見て感じた事 その五

ソチを見て感じた事 その五

ノルディック複合個人ノーマルヒル 渡部暁斗選手、銀メダル獲得おめでとうございます。
ヨーロッパでは、ノルディック複合の王者をキング・オブ・スキーと呼んでいます。

そういった事もあってか、過去のノルディック複合のオリンピック・メダリストは、ほとんどヨーロッパの選手達です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/オリンピックノルディック複合競技メダリスト一覧

そんな中、日本はかつて、92年アルベールビル・オリンピック、94年リレハンメル・オリンピックと2大会連続で団体の金メダルを獲得、キング・オブ・スキーに割って入りました。

しかし、リレハンメル・オリンピック後に、ジャンプの比重が下がり、クロスカントリーの比重が上がるという、日本に不利とされるルール変更などがあり、その後にメダルを獲得できなくなりました。

渡部暁斗選手の銀メダル獲得後の萩原健司さんの興奮、そして萩原次春さんの号泣を見ていると、とても苦しかった20年であったと思います。


話は完全にそれますが、私の勤務状況は、午前中にブラッドパッチやRI脳槽シンチなどの検査、午後に外来というパターンが多いです。

いかに待たせずに、充分な外来診療を行うかは、いかに早い時間に外来診療を始められるかにかかっています。

そのためには午前中の仕事が、早く終わる必要があります。

しかし、ブラッドパッチや検査に時間がかかるなど、午前中の仕事が遅れると、その分、外来診療開始時間が遅くなります。

特に、午前中の仕事が、かなり長引いてしまった時は、ノルディック複合での前半のジャンプが不調で、タイム差をつけられスタートするクロスカントリー走者のような気分になります。(だからと言って、飛ばすような診療は、しないよう心掛けています。)

また最近、おかげ様で外来患者数もブラッドパッチ症例も増えてきています。

数年前の比ではありません。

この多忙化は、ルール変更なのか!?など、一人で無理矢理、仕事をノルディック複合化してみました。


さらに余談ですが、診療の多忙化は、私にとって幸せな事と心より感じております。
最近、予約が取りにくいなど御不便をおかけしていますが、今後とも頼って頂けたら幸いですし、頼られる存在であるよう、頑張っていきます!