ソチを見て感じた事 その四
- 2014.03.04
- スポーツ
クロスカントリー男子スプリント準決勝。
ロシアのアントン・ガファロフ選手が、転倒した際のスキー板を折るアクシデント。
折れたスキーでは、全く早く滑る事ができません。
ひたすらゴールを目指すアントン・ガファロフ選手に対し、途中で変えのスキー板を提供され、見事に完走されました。
このスキー板を提供したのは、カナダのコーチだったのは有名です。
国境を越えての、この美しい場面は、とても感動、とても心温まりました!
まさに五輪憲章でうたわれている「友情、連帯、フェアプレーの精神」です。平和の祭典オリンピックの象徴といっても過言ではないかもしれません。
ウクライナ情勢など、緊迫した状況が続いています。
多くの感動の場面を生み出してきたソチ・オリンピックのホスト国として、平和的解決を頂きたいものです。
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高橋浩一 先生
オリンピックは、「平和の祭典」であるだけに、反体制派にとっては、「格好の標的」になりがちです。
ミュンヘンオリンピックしかり、サラエボオリンピックしかり…です。
前回、社会主義政権(ブレジネフ書記長の時代でした!)の威信をかけ開かれたモスクワオリンピックも、アフガン侵攻に抗議する西側諸国によってボイコットされました。
柔道の山下選手などは、悔しがって泣いていましたが、私も通訳補助のボランティア参加の機会を奪われ、「梯子をいきなり外されたような」大変残念な思いをしました。
そのなかで、政治は政治、スポーツはスポーツ、としてボイコットしなかったフランスの様な国もあるのです。
「平和的解決」は待っていても訪れません。一人一人の心の中に築いていく覚悟が必要だと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
幸せも、平和も、歩いてこない。だから、歩いていかなければならないですね。
東京オリンピックの成功のためにも、考えていくべき問題と思います。