脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

日本賠償科学会第63回研究会

日本賠償科学会第63回研究会

先日、日本賠償科学会第63回研究会に出席してきました。

テーマは シンポジウム『低髄液圧症候群・脳脊髄液減少症・脳脊髄液漏出症』の「解剖と生理」そして「臨床と裁判」 でした。

脳脊髄液減少症に関して、数年前より理解は得られていますが、それでも損保関係の方々が多く、雰囲気は完全アウェーで、心ない言葉を受け、正直、逃げ出したくなりそうにもなりました。

しかし篠永正道先生、美馬達夫先生は、私よりも、もっと厳しい立場に立たれているのに、病気に悩む方々のためにと奮闘されました。そのお姿に、熱く心を打たれ、とても意気に感じました。

そして「スタジアム 虹の事件簿」

により起爆頂いた純パ魂!すなわち少数派であっても、正しいと信じる道を強く進んでいくという気概を保てました。

学会、懇親会では、会長、およびシンポジウムの司会の先生に

「脳脊髄液減少症を患われた場合は、早期の対応、そして早期に治癒、もしくは固定に持っていく事が重要で、そのために損保会社などの協力が必要と思います。」

という自分の考えを伝える事ができ、最終的にはこの学会に出席させて頂いて良かったと思っています。