引退記念試合
- 2013.07.28
- スポーツ
ケガに打ち克つメンタルトレーニング
121ページに登場頂いたプロボクサー、熊野和義選手の引退記念試合が9月2日、後楽園ホールで行われます。
http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2013/07/blog-post_8851.html
プロスポーツ選手には、必ず引退する日が来るのですが、どのように引退するかは、人それぞれです。
華々しく皆に惜しまれながら去る選手もいれば、誰も知らないうちに、ひっそりと辞めていく選手もいます。
熊野選手は、早稲田大学を出たエリート・ボクサーとして、2002年、東日本新人王決定戦では、元日本チャンピオンの石井一太郎選手を壮絶な打撃戦の末に制し敢闘賞にも選出されました。
同年、全日本新人王獲得し、その後、日本ランカーとして活躍されました。
しかし、その後の熊野選手のボクサー人生には、様々な試練がありました。
眼窩低骨折により複視 (物が二重に見える) という症状が持続しました。
日本チャンピオンへの挑戦権をかけた試合で、「勝った!」と思った試合が、判定負け・・・
他にも様々な御苦労があった事でしょう。
それでも、決してそれを悔んだり、落ち込んだりすることなく、むしろボクシングを続けるという強い目標のために練習に励まれました。そしてボクシングを愛し続けました。
それから何より強調したいのが、熊野選手の人柄です。
ボクサーは礼儀正しい方が多いのですが、その中でも熊野選手は飛び抜けています。
また熊野選手には、多くの素敵な友人がいて、一緒にいると、何だか気分が良くなり、応援したくなります。
そういった人格を兼ね備えているからこそ、引退記念試合が開催される希少なボクサーとなったのでしょう! 応援します!
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