トレーニングは継続する事で力になる!
- 2013.06.18
- スポーツ

ロンドン・オリンピック ボクシング ミドル級金メダリストの村田 諒太選手
オリンピックで金メダルを取る程の方ですから、その精神力たるは想像がつかない程、強靭な事でしょう。
その村田選手は著書「101%のプライド」http://www.gentosha.co.jp/book/b6158.htmlで、
「僕は緊張しやすい。プレッシャーにも弱い。」
「見かけによらず僕のハートは、ガラスどころか、もっと破れやすい夜店の金魚掬いのポイみたいなものだ。」
と、述べているのです。
驚きでした!
ただ、弱いものは、鍛えれば強くなります。
村田選手が、メンタルの強化のヒントにされた著書は、
東海大学 高妻容一教授著「今すぐ使えるメンタルトレーニング(選手用)」http://bookcart.sportsclick.jp/bbmshop01/7.1/BBM165036/でした。
いかにプレッシャーに弱いメンタルを強くして、モチベーションを高めるか!という問いに答えてくれたそうです。
「トレーニング」と名のつくものには、ウエイトトレーニングをはじめ、たくさんの物があります。
いかなる「トレーニング」でも、いかに自分の力としていくかが重要でしょう!
私が高妻教授のメンタル・トレーニングに出会ってから、5年が経過します。
私自身、メンタル・トレーニングを通じて多くの事を学んできましたし、私自身の力にもなっていると確信しています。
一方、「トレーニング」には、合う合わないがあります。
好き嫌いもあります。
なので、高妻教授が研究されているメンタル・トレーニングにも、肯定的な意見もあれば、そうでない意見もあります。
そんな中で、オリンピック金メダリストという超一流選手が、高妻教授の考えを取り入れてメンタル強化をはかられた事実は、とても嬉しく思います。
さらに自分自身の向上のため、そして皆様のため、メンタルトレーニングを続けようという想いを強めました。
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高橋先生
私も「101%のプライド」を読みました。村田諒大さんの素直でさわやかな人柄と、多彩なエピソードが、とっても恰好いい本でした。
イチロー選手の2012年地区優勝の、シャンパンファイトの言葉、「この瞬間は最高だけど、この瞬間は今から過去になる」は、素敵ですね。
私は、体調の悪い時に、先生の「病に打ち克つメンタル強化法」の
「究極のプラス思考の方法は、自分でコントロールできないこと(不可能なこと)は、考えるだけ無駄だと理解することだと言います。」(p61)
という言葉が、なかなか乗り越えられなくて、1日5回ぐらい、暗唱していました。突き離した言葉ですが、真実ですね。
体調の悪い方の支えになればと思い、この場でご紹介させていただきます。
また、6月15日は、NHK学園で高妻先生のスクーリングに参加しまして、そこで、
「アスリートの魂」 www.nhk.or.jp/tamashii
というNHK番組を拝見しました。
2011年9月26日の放送「心鍛えて強くなれ 琴奨菊大関への挑戦」です。
この番組もとっても面白くて、スポーツ好きな方に、おススメです。
Melody様
コメントありがとうございます。
「現実をきちんと認識する」という事も、冷たく、突き放した感じがすると言われていますが、非常に重要と感じます。
現実が自分の考えとかけ離れて、落ち込む事は良くある事ですが、そこを認識した上で行動していくのと、現実を逃避していくのとでは、一時の落ち込みがあっても最終的には、前者の方が有効になっていくと考えています。
村田選手の著書の御感想もありがとうございました。