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進め!ファイターズ!

進め!ファイターズ!

先日、ある男子大学生から、「気になる女性がいるのだけれど、告白すべきか迷っている・・・」という話を聞きました。

スポーツ関係のネタが多い会であった事もあり、ふと、日本ハムファイターズのドラフト戦略が連想されました。

http://pospelove.com/draft-fighters.htm

近年のファイターズは、その年の一番強い選手を指名するという戦略で、昨年は大谷選手を獲得しました。

しかし、一昨年は想い届かずでした。

近年のファイターズが、このようなドラフト戦略ができるのは、ファイターズが人気、実力ともにつけて、球団として、育成方針や経営がしっかりしているからでしょう。

では、以前のファイターズは、どうだったのでしょうか?

私も記憶にある、昭和51年のドラフト、強気に有望な選手を指名し、ドラフト1位から3位を含む、6選手中、4名に入団拒否されました。

その後に、日本ハムファイターズのドラフト戦略は、実力より入団してくれる選手獲得へと変化します。

特に昭和の時代、、「在京セ」といった言葉に代表されるように、セリーグ人気、セリーグ中心の、偏見が広がり、プロを志す選手からも、ファイターズは不人気球団となりました。

そのため、本当に有望と評価しても、入団の可能性が低ければ回避する戦略が続き、実に昭和56年以降、平成17年まで、一人の入団拒否者を出しませんでした。

これは12球団で、最も長期の入団拒否者を出さない記録となっています。

しかし、この頃のファイターズは、リーグ優勝が昭和56年の一回のみです。

不人気で弱小ではありましたが、むしろ、このような球団であったからこそ、経営努力は凄いものがありました。

苦しくても、成果が乏しくても、地道に球団経営努力を積み重ねてきた過程が、現在のファイターズにつながり、現在のドラフト戦略を可能としてきと思います。


気になる女性がいた場合、失敗を恐れず、自分が最も惹かれる方にアプローチするのか、自分の事を向いてくれる方にアプローチするのか!

いずれにしても、自分の実力を、様々な意味で高めていくと、アプローチ当初は、自分を向いてくれる可能性が乏しくても、経過により微笑んでくれるかもしれません。