進め!ファイターズ!
- 2013.05.26
- スポーツ
先日、ある男子大学生から、「気になる女性がいるのだけれど、告白すべきか迷っている・・・」という話を聞きました。
スポーツ関係のネタが多い会であった事もあり、ふと、日本ハムファイターズのドラフト戦略が連想されました。
http://pospelove.com/draft-fighters.htm
近年のファイターズは、その年の一番強い選手を指名するという戦略で、昨年は大谷選手を獲得しました。
しかし、一昨年は想い届かずでした。
近年のファイターズが、このようなドラフト戦略ができるのは、ファイターズが人気、実力ともにつけて、球団として、育成方針や経営がしっかりしているからでしょう。
では、以前のファイターズは、どうだったのでしょうか?
私も記憶にある、昭和51年のドラフト、強気に有望な選手を指名し、ドラフト1位から3位を含む、6選手中、4名に入団拒否されました。
その後に、日本ハムファイターズのドラフト戦略は、実力より入団してくれる選手獲得へと変化します。
特に昭和の時代、、「在京セ」といった言葉に代表されるように、セリーグ人気、セリーグ中心の、偏見が広がり、プロを志す選手からも、ファイターズは不人気球団となりました。
そのため、本当に有望と評価しても、入団の可能性が低ければ回避する戦略が続き、実に昭和56年以降、平成17年まで、一人の入団拒否者を出しませんでした。
これは12球団で、最も長期の入団拒否者を出さない記録となっています。
しかし、この頃のファイターズは、リーグ優勝が昭和56年の一回のみです。
不人気で弱小ではありましたが、むしろ、このような球団であったからこそ、経営努力は凄いものがありました。
苦しくても、成果が乏しくても、地道に球団経営努力を積み重ねてきた過程が、現在のファイターズにつながり、現在のドラフト戦略を可能としてきと思います。
気になる女性がいた場合、失敗を恐れず、自分が最も惹かれる方にアプローチするのか、自分の事を向いてくれる方にアプローチするのか!
いずれにしても、自分の実力を、様々な意味で高めていくと、アプローチ当初は、自分を向いてくれる可能性が乏しくても、経過により微笑んでくれるかもしれません。
-
前の記事
いかにポジティブに考えるか! 2013.05.25
-
次の記事
報告 む(6)ち打ちな(7)おそう!の日 2013.06.04
高橋浩一 先生
日ハムの今日の隆盛には、親会社の出資やフロントの綿密な計画も欠かせないと思います。
菅野投手も困難を承知で指名に動いていたわけだし、大谷も最初は大リーグオンリーだったのを、球団の熱意で翻意させたわけです。
やはり、綿密な計画性と何者にも負けない熱意はいつでも必要ということを、示していると思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
苦しい時代を知って頂いているあきちゃんで~す先生の御言葉、ありがたいです。
交流戦も残り少し、益々のパシフィックリーグの活躍を応援させて頂きます。