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野球を通して

野球を通して

野球評論家の豊田 泰光さん

「昔のグラウンドには、石が、あっちこっちに転がっていて、しょっちゅう内野ゴロがイレギュラーするんだよな。イレギュラーしてゴロが捕れなくてもエラー。特に稲尾(和久さん)がノーヒットに抑えている時は、緊張したもんだ。」

「仰木(元近鉄、オリックス監督)は、ひとのグラブを盗った上に、自分の名前を書いて自分の物にしてしまうんだ。ひどいだろう!」

など、今ではなかなか聞けない貴重な御話をユーモアたっぷりにに語って伺いました。

その他に、野球を通して現代の社会に共通する事も教えて頂きました。

四球を出してベンチで叱られる雰囲気を出すのでなく、気迫負けせず堂々と勝負した結果の四球は、むしろ褒めるべきだ!

ミスを恐れて萎縮するのでなく、リスクを承知で攻める所は攻めるべきです。人生の様々な場面に当てはまる言葉と感じました。

チーム内で野手のバックアップが習慣化すると、チーム愛が育つ!

ほとんどあり得ない悪送球やエラーに備えてのバックアップは、結果としては無駄足の連続ですが、チーム愛が育つと、自分がそこまでして備える価値が、仲間達の間にあると思えてくるそうです。

社会でも、一見、無駄に思うような行為でも、人のため、社会のためと思って習慣付けていく事が、家族や組織への愛情に変わってくるのではと考えさせられました。

日本球界は社会の反面教師みたいなものですから、見ていると、いろいろ学べますよ!

特に人気の落ちているチームは、なぜ、人気が落ちていのか考えると良いとの事です。

私は日本ハムファイターズを応援していますので、逆になぜ人気が上がっていったかを考えると、参考になる点が結構あります。

他にもいろいろな御話を聴かせて頂きました。ありがとうございます。

野球をはじめスポーツには社会に共通する事が多いと感じていましたが、さすがに野球殿堂入りされている豊田さん、言葉の一つ一つに重さがあり、とても参考になりました。

今後とも御指導よろしくお願い申し上げます。