脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

news every.

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「南海キャンディーズのしずちゃん」こと山崎静代さん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000515-sanspo-fight

精密検査で異常がなく、良かったですね!是非、オリンピック目指して頑張って頂きたいです。

本日、日本プロボクシング・コミッションドクターの立場として、「news every.」に取り上げて頂きました。

関係者方々に厚く御礼申し上げます。

ライセンス交付前にMRIなど頭部の検査が義務付けられているのは、国内ではプロボクシングだけだと思います。

プロボクシングは、年間1,000試合程がKOで勝負が着きます。

このKO決着のほとんどの試合で、ボクサーは脳震盪などの頭部への、かなりの衝撃を受けていると推測されます。競技人口に対して、高い確率です。

そのため硬膜下血腫などの発生を未然に防ぐべく、対策が検討され、ライセンス交付前の頭部検査の他に

早期レフェリーストップによって頭部外傷からのリング事故防止

KO, TKOによる敗戦から原則90日以内の出場停止

頭蓋内出血を起こしたボクサーに対して引退勧告

などの条件を定め、現在に至っています。