あきらめない
なでしこジャパンのワールドカップ優勝!最後まで、あきらめなかった姿勢、精神力が、優勝の一つの要因と言われています。
「あきらめない!」
大切です。
しかし言う事は簡単ですが、実行するのは困難な場合が少なくありません。
病気や怪我、また脳脊髄液減少症と闘病中で理解が得られないなどの状態では、一日、一秒がしんどい事もあるでしょう。
それでも、「あきらめない」事は大切です。
「あきらめない」は、「頑張る」と分けて考える必要があると思います。
「あきらめる」と「頑張らない」も別の言葉と考えています。
人間誰でも、調子の良い時も、悪い時もあります。
調子の悪い時は「頑張らない」事も大切です。
辛い時は、頑張らなくていい、でも、あきらめないでほしいです。
時には一人で解決するには難しい問題もあるでしょう。そんな場合は、一人で悩みを抱え込まず、理解ある家族、友人などの協力を得ると良いと思います。
難しい問題かもしれませんが、どうか、あきらめず、楽しむ気持ちを持って頂けたら幸いです。
髙橋浩一 先生
「がんばらない」も「あきらめない」も、ともに諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生のご著書の題名にもありますね。
悪性腫瘍を告知されたばかりのころ、これからどう頑張っていけばよいのか、途方に暮れていた私は、偶然、この本に巡り合い、まさに「目からうろこが落ちる」思いでした。
「がんばらない」ということは、「あきらめてしまう」こととも違う…。
皆様にも、ぜひ購読をおすすめします。
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F様
コメントありがとうございます。
病気や怪我の時、どうしたらよいか鎌田先生の御言葉は非常に参考になると思います。
同時にスポーツ心理学の考えは、欧米を中心に多く取り入れられています。
私は臨床と同時にスポーツ心理学を学び、病や怪我に悩む方々の力になれればと考えています。
F様の御回復をお祈り申し上げます。
高橋浩一 先生
さまざなカウンセリング理論に見られるように、心理学は、今までは、臨床・治療的な要素を中心に発展してきました。
ここ十数年で、「その人が本来持っているプラスの心理面にもっと光を当てる。」
ということが、ずいぶん注目をあびるようになってきたと思います。
高橋先生が学ばれているスポーツ心理学も、そういった「ポジティブ心理学」のひとつの流れだと思います。
今まで心理学は、「アメリカの文献を訳した者勝ち」みたいな側面もあったと思います。
これからは、日本の風土や心情に即した独自の理論なども出現が待たれていると思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
>日本の風土や心情に即した独自の理論なども出現が待たれていると思います。
ずしっときました。私が現在、勉強しているスポーツ心理学は、元々はロシアから発祥しました。
東海大学、高妻教授がアメリカでスポーツ心理学を学ばれ、日本で教育されています。
高妻教授の御話は日本人の運動の現状や根性論などを題材に研究されています。
日本人向けで、非常に日本人に受け入れやすいと感じています。
高橋先生
泣いていた娘の母です。 先日の再診ではお世話になりました。
先生が おっしゃる通り 「あきらめない」気持ちが大事だと思います。 娘は すぐに「だって 無理じゃん」と言います。 6月に体育祭りがありました。イベントが大好きなのに「やりたいよ!!でも次の日登校出来なくなる。その方が困る。」と諦めました。親としたらどんな種目でも 参加して欲しい・・・と話すと 「私の気持ちなんて誰にもわからない。」と
どうしたら・・・と思いながら日々を過ごしています。
「諦めない・頑張らない」とても難しい言葉です。
泣いていた娘の母様
コメントありがとうございます。
あるイベントを近日中にやりなさい!これが無理な体調であれば、頑張る必要はありません。
ただ、数カ月後に同様なイベントがあるかもしれません。そこを目標に、徐々に体調を回復させて行ってはいかがでしょうか?
つまり短期的な目標も大切ですが、それより長期的な目的に向かって、一歩、一歩、楽しむ事が重要かもしれません。
昨日は病院で励ましのお言葉をありがとうございました。お陰様で元気を出さなければと思って帰宅いたしました。ブログを拝見して、松本がいつも先生の人間性を称賛していることが理解できました。「こころ」を大切にされていることと気が付きました。
読みたい本、訪ねたい所、仕事を離れて少しづつお稽古をしている歌うこと、望むことはいっぱいあります。「老い」を悲しむのは仕方がないこととして、先生に取り戻して戴いた健康を大切にして過ごすように努力しようと考えております。
なんとなく落ち込みから脱皮できるような気持ちになりましたことに心より御礼を申し上げます。中国はもう行きたくないと思っていましたが、敦煌の壁画を観に行きたくなりました。深く感謝しております。
松本智江子
松本智江子様
コメントありがとうございます。
私は、まだまだ未熟ですので、スポーツ心理学など勉強し、さらに人の心を理解し、サポートできるようにしていきたいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
話は変わりますが、敦煌の壁画、以下のようなものもあります。
http://www1.vecceed.ne.jp/~cav/page005.html