アスリートはなぜ「奇跡」を起こすのか
- 2011.04.01
- スポーツ
東北地方太平洋沖地震
現在も大変な生活をされている方々が多く、将来の不安や問題も残されており、まだまだ考える事が多いです。
そんな中、先日、サッカー・チャリティーマッチが行われました。
この試合、平時では、普通に見過ごしていたかもしれませんが、参加されたすべての選手の全力プレーに勇気と元気を頂いた想いでした。
そしてスポーツには多くの人々を感動させる力があると再認しました。
賛否両論ありますが、節電の問題など考慮した上でのスポーツ・イベント開催は、日本を元気にしてくれると思います。
話は少々それますが、門田隆将氏著「あの一瞬 アスリートはなぜ「奇跡」をおこすか」
著名なアスリート達のノンフィクションです。
普通の人から見ると、神のように感じるアスリートでも、人の子です。
著書内に登場されるアスリート達は皆、多くの挫折を乗り越え、執念と闘志で這い上がりました。
その姿勢には感動の連続でした。
さらに今の時期に改めて目を通すと、新たな元気を頂けた感じがしています。
門田氏が引用されている18世紀のアイルランド詩人、劇作家のオリバー・ゴールドスミス氏の言葉
「われわれにとって最も貴いことは、一度も失敗しないということでなく、倒れるたびに必ず起き上がることである」
が、胸に響きます。
頑張ろう!日本!
高橋先生
ズバリ、カズですね!
まさかとは思いながら観ていましたがそのまさかが起きるとは正直思っていませんでした。
僕の解釈ですが、44歳にして現役日本代表から点を奪うとゆうことは体力的な面からみればまさしく「奇跡」です。事実、中盤での走力や競り合いではカズは太刀打ち出来ていませんでした。
しかし、カズは結果を出した。
体力は劣っていても、彼のバックボーンは日本のサッカー選手の中で誰よりも分厚いのでしょう。
誰よりも汗を流し誰よりも経験を積み誰よりもストイック、そして諦めない。
今回のカズのゴールは「奇跡」ではなく「必然」なのかもしれません。
とにかく、感動し、考えさせられました。
僕にはその姿勢は胸に届きました。
東北の方にも届いていることを祈ります。
だいすけ様
コメントありがとうございます。
私と、ほとんど同年齢の数が日本代表からのゴールですから、漫画のドラマ以上の奇跡と思います。
本当に被災された方々を含め、多くの方々に感動を与えたと思います。