脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

世界陸上

世界陸上

先日、世界陸上ベルリン大会が閉幕しました。
最終日、女子マラソンの尾崎好美選手の走りは、興奮と感動でした。

尾崎選手の走りは、前回の東京マラソンで見ましたが、後半に強く、勝負強いのではとの印象を受けました。

今回のカギの一つに、35km過ぎの給水があげられると思います。

一度、スペシャルドリンクを取り損ね、落してしまいます。

過去にイカンガー(タンザニア)という名ランナーがいました。

瀬古利彦氏や宗兄弟らのライバルでしたが、あるレースで、後半の給水に失敗し、その後失速した事が頭をよぎりました。

尾崎選手が給水に失敗した時、「しまった!」という感情が生じたかもしれません。

しかし、その直後に男子3000m障害代表の岩水選手が、華麗な走りで給水を届けました。

日本陸上陣のチームワークでしょうか!

「しまった!」と思ったのちに、「良かった!ほっとした!」という気持ちになると、ピンチの後にチャンスあり!

最後の数kmの勝負に、結構な影響があったかもしれないと推察しています。

山下佐知子監督に並ぶ銀メダル、後半に強い選手ですので、今後も活躍が期待できます。

また男子やり投げの村上幸史選手、銅メダルも見事です。

以前、世界と対等の実力を持つといわれた溝口和洋選手でも獲得できなかったメダルです。

村上選手の活躍も感動と興奮でした。