郷土魂!
- 2009.08.23
- スポーツ
世界陸上男子マラソン、佐藤敦之選手が6位入賞
佐藤選手は会津出身、早稲田大学時代には箱根駅伝、現在は、中国電気陸上部で活躍しています。
しかし北京オリンピックのマラソンでは、完走者中最下位という屈辱を味わいました。
陸上人生をやめる事も考えたそうですが、
「屈辱から這い上がるのが会津の人間だ!」
と、会津の方に励まされたそうです。
郷土愛が良い方面に作用したと思います。
会津というと、幕末、明治の時代には、いつも表に立っていたと思います。
戊辰戦争という国内での争いごとに敗れるという超屈辱後も、強く立ち直り、日本を支えてくれたと思います。そのような歴史背景も、郷土愛を強くしているのではと推測します。
(歴史は素人なので、的外れでしたら申し訳ございません。)
高橋浩一 先生
会津人気質というものがあるのかどうかはわかりませんが、そういう風に見られている傾向はあるのだと思います。
「ならぬものはならぬ」という「典型的な会津人」として思い出すのは、何といっても、新撰組生みの親、会津藩主・松平容保ですね。
彼の7男の保男氏は、日清戦争で戦利品として清から奪った「鎮遠」の艦長となり、日露戦争で日本海海戦に出征していますから、たぶん、高木兼寛氏とも会っていますよね。
歴史って、本当に面白いですね。
「賊軍」の将の子どもが、日本のために命をかけて外国と戦うのですから…
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
西南戦争にもかなり、会津出身の方々が主力になって戦っていたと聞きます。
また山口県から仲直りに、姉妹都市提携をと会津に提案があっても、会津は断るという、いまだに確執が残っていると思います。
歴史、奥深い感情というか、魂の部分も考えないといけない事があるかもしれません。
高橋浩一 先生
>歴史、奥深い感情というか、魂の部分も考えないといけない事があるかもしれません。
それは、国の内外問わず一緒だと思います。
たとえば、日本と朝鮮半島とは、有史以来、対立を繰り返しています。
任那の日本府、征韓論、韓国併合…と千五百年にわたって基本的には同じ姿勢の繰り返しです。
中東問題などは、もっと前からユダヤの民とパレスチナの民は反目し合っているのです。
そういう「歴史」に目をつぶって、表面だけ合わせようとすれば、国際関係は磐石なものとはなりえないのです。
「歴史に学ぶ」ということが盛んに言われているということは、裏を返せば、我々は、いかに歴史から学べていないかの「アンチテーゼ」でもあるのだと思います
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通りと思います。
宗教戦争や民族紛争、数千年にわたり続いています。
人間ゆえだからでしょうか?
高橋浩一 先生
宗教戦争も民族紛争も、思いは、野球親父と一緒だと思います。
ただ、そこに歴史や政治が絡んで、問題を複雑にしてると思います。
あと、宗教は、その人にとって「唯一のもの」でなければならないので、他を認めるわけにはいかないという特殊性もあると思います。
「仮想敵」があると伸びられるという、人間の本能だと思います。
付け足しです。
高橋先生は、学べる!!ニュースショー!
http://www.tv-asahi.co.jp/manaberunews/
は、ご覧になっていますか?
こどもニュースの池上彰さんが、民放に移って「大人向け」に
ニュースのポイントを説明しています。とても面白いです。
来週の火曜日は、ちょうど、「総選挙」と「パレスチナ問題」です。
私は、どのくらい知っていたか、自分をチェックするために毎週見ています。
お知らせまで。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
なるほど!日本も明治維新後「仮想敵」を想定しつつ、発展してきましたね。
今度の総選挙はどうなる事になるのでしょうか?ある意味、国運をかけるが如く、皆様が真剣に考えるべきと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
学べる!ニュースショーは、見たことがありません。
来週は、魅力あるテーマですね!是非、拝見したいと思います。