脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

輝く聖火!

輝く聖火!

先日、福島県で聖火リレーがスタートしました。

聖火リレールート情報|東京2020オリンピック聖火リレー (tokyo2020.org)

特に、コロナ渦で暗いニュースが多いので、尚更のこと感動の想いでおります。

一方、東京オリンピック開催に関して、この夏の開催は難しいのではないかとの声が少なくありません。

あくまで私見ですが、平和の祭典であるオリンピック、今だからこそ、開催すべきです。

平和とは、戦争の反対とは思っていません。

コロナ渦で、健康に対する被害、さらには精神的な不安が増え、暴力や自殺、虐待児童が増加し、社会的不公平も拡大しているようです。

なので、より平和を取り戻すために、東京オリンピックは、大きな力を与えてくれると信じています。

スポーツの力 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

ただし、新型コロナ感染が収束していない現状、開催は容易でないことは間違いないでしょう。

ただ難しいと思われることや、困難は、イコール不可能でありません。

例えば脳脊髄液減少症に関して、私が治療を開始した平成18年頃、反対的な意見が圧倒的多数を占め、脳脊髄液減少症という疾患自体が、無いものになる可能性もありました。当時の状況では、脳脊髄液減少症の保険診療は夢のまた夢で、雲をつかむような感じでした。

しかし、「脳脊髄液減少症の方々はブラッドパッチという改善する手段がある。」という事実を証明するため、篠永先生、美馬先生はじめ多くのご尽力のおかげで、平成28年春にブラッドパッチ治療が保険収載されました。

先進医療から保険適用まで │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

内村航平選手の述べられた、

「どうやったらできるのか皆さんと考え、どうにかできる方向に変えてほしい」

どうやったらできるのか! │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)

の言葉の意味を考えたいと思います。

難しいことだから、できない、やらないでなく、是非、東京オリンピック実現してほしいと心から願います。